道徳の授業:正直・誠実

分類:A2 B2 B3

言葉に込める心

 「ありがとう」と「すみません」──日常生活の中で人からちょっとした親切を受けたとき、どちらの言葉を返しているでしょうか。

 他者に対して温かい気持ちを抱いたとき、明るい表情で接する、励ましの言葉をかける、相手の話に耳を傾ける等、さまざまな形で表すことができます。

 しかし、こうした直接的な言動にも、相手の立場を深く思いやって「相手の喜びや満足、安心につながりますように」と願う心が込められてこそ、真に相手の心に響くのではないでしょうか。

 そうした心の習慣は、人を温かく包み込むような人間性を形づくります。

『ニューモラル』545号

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