悪口を言ったり、他人を非難したりすることは慎まなければなりません。
しかし、一方では、自分に向けられた非難や悪口に対しては、謙虚に受けとめ、自分の人格を向上させるきっかけとすることが大切なのではないでしょうか。
そんなとき、ただ相手を責めても、お互いの中に憎しみの心が育つだけです。
それよりも、誤解を受け、非難されるのは、まだまだ日ごろの自分には、人が見てそう思うようなところがあるのだと深く反省してみることです。
嵐が大木を鍛えるように、他人から批判されても、それにへこたれずに、かえってそれを成長の糧として努力を続けてこそ、大地に根を張った底光りのする人間ができていくのです。