分類:A3 B1
「思い込み」と「思いやり」
人のためを思って行動しても、時にはちょっとした行き違いやタイミングの悪さから、気まずい空気が残る場合もあります。
例えば「電車の中で席を譲る」という行為が相手に受け入れられなかったとき、責めるような気持ちを抱いては、せっかくの善意も台無しです。
善意を押し付けるのではなく、相手の立場に思いをめぐらして「どうしたら相手の心が和むのか」を考えたいものです。
また、相手の勘違いや誤解から非難された場合も「自分には何が足りなかったのか」と省みたなら、自身の成長の糧となるでしょう。
『ニューモラル』560号
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