進学・就職・結婚・引越しなどで環境が変われば、さまざまな出会いがあります。これまでの自分の価値観とはかけ離れた考え方や生活習慣を持つ人と、日常を共にすることもあるでしょう。
こうした考え方や習慣の「違い」を乗り越えるためには、まず思い切って、相手と自分との「違い」を「違い」としてそのまま受け入れ、これを相手の個性として認めることです。それができたときにはじめて、相手を本当に理解することができ、さらには相手を尊重し、相手から何かを学び取ろうとする気持ちも生まれてくるのではないでしょうか。
日々の暮らしの中で新しく出会う人々と、お互いに敬愛し合い、学び合えるような、すばらしい人間関係を築いていきたいものです。
『ニューモラル』513号,『366日』4月3日