道徳の授業:
希望と勇気・努力・克己と強い意志

分類:A5

着眼大局、着手小局

 世の中を見ていると、しっかりとした人生目標も決めずに、ただガムシャラに働き通している人が、どれほど多いことでしょう。

 口を開けば、「忙しい、忙しい」と言って、自分を静かに見つめ直す時間も、考えも持たない人が、あまりにも多いのではないでしょうか。

 そういう人に限って、人生の終着駅に近づくにしたがって、“こんなはずではなかった”と嘆くことが多いものです。

 「着眼大局、着手小局(大局を見て、小局に手を打て)」という言葉があります。

 人生の心の目標を決めること、それが大局です。

 そして、日々の生活の中で起こってくる、さまざまな出来事、すなわち小局を大局にそって処理していくということが大切です。

『ニューモラル』118号

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