道徳の授業:親切・思いやり

分類:B1 B4 C4 D1

親と子をつなぐ愛のパイプ

 生きているということは、親から生命を与えられたわけですが、それだけでは人としては育ちません。

 生命のつながりはあっても、親と子の心のつながりはないからです。

 親からこの「無償の愛」を注がれることによって、だんだんと、子どもの心に人間らしい心が育っていくのです。

 親から子へと注がれる「無償の愛」に対して、子としては感謝の気持ちで、少しずつでも報いていくことが大切です。

 その気持ちの表れの一つが、親を大切にし、親に安心してもらうことなのです。

 親は子を、見返りを求めない「無償の愛」で育て、親と子はこの「無償の愛」をパイプにしてつながっているといえるでしょう。

『ニューモラル』259号

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