分類:B1
老いたる親、あるいは近隣で身近に接する高齢者のために、私たちはどれだけの愛を注いでいるでしょうか。
私たちが年老いたとき、子どもたちのまごころがほしいのなら、今、私たちは、自分のまごころを親に差し上げるべきでしょう。
親は、それをどんなに待ち望んでいることでしょう。
自分はしないが、自分の子どもからはしてほしいというのでは、それはあまりにも虫のよい考え方です。
高齢者の直面する問題は、実に若い世代自身の問題でもあるのです。
自分たちも、あっというまに高齢者になるのですから。
今日ただ今の生き方が、自分自身の高齢期の生き方を決める、最も大きな要素になるのです。