私たちは毎日、親子、夫婦、きょうだい、友人、そして職場の人たちとのふれ合いの中で、いろいろな問題に出会いながら日々を送っています。
しかし、思いやりの心があっても、何か気おくれがして素直にその心が発揮できなかったり、せっかくその心で何かを行ないながら、相手に真意が伝わらなかったという経験はないでしょうか。
自分の愛情や思いやりの心を、効果のあるように相手に伝えるためには、その表現や方法にも十分な配慮と努力が必要だということです。
とくに親は、心の底から子どもの成長を願い、子どもに対していろいろな助言や注意をします。
それはまったく見返りを求めない、親の純粋な心づかいによるものです。