分類:B1
異性を好きになるのは、生理や感情という一時的なもの、好悪の感覚ですが、それを愛情に高めていくには、お互いその相手とどうかかわっていくか、自分をどう生かし、相手をどう生かしていくのかということを避けてはとおれません。
さらに言えば、自分のどの部分をおさえ、相手をどのあたりまで受け入れ、そのあとはどうするのか.そういう中から、相互間係をつくり出していこうとする前向きな心づかいに裏うちされています。
人への「いたわり」も「やさしさ」も、それを受けとめてくれる相手がいるから成り立つものです。
相手によって、自分の中の「いたわる気持ち」「やさしい気持ち」が引き出されているともいえるでしょう。