道徳の授業:親切・思いやり

分類:B1 B5 C2

思いやりの「三方よし」

 私たちには、自分中心に物事を判断する傾向があります。まずはそのことを十分に自覚し、「自分だけの狭いものの見方・とらえ方」から一歩を踏み出して「周りの人や社会」に目を向け、周囲に喜びと満足を与えるにはどうしたらよいかについて、知恵をめぐらしてみてはいかがでしょうか。

 人は一人で生きていくことはできません。どんな人も必ず人との関わりの中で、お互いに支え合いながら生きています。だからこそ家庭において、職場において、地域社会において、自分も相手も第三者も、共に喜びと満足を得ることができる「三方よし」の生き方を求めていきたいものです。

 身近な人が一番喜ぶことは、何でしょうか……。その思いやりの心の積み重ねによって、きっと新たな世界が開かれていくでしょう。

『ニューモラル』424号『366日』8月5日

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