道徳の授業:感謝

分類:B2

いま自分の体が動かなくなったなら

 自分が今生きていることに、感謝してみてはいかがでしょうか。

 朝、目が覚める、体が動く、ものを食べる、人と話す、そして夜眠るなど、いつも、当たり前と思っていることでも、もし、こういうことができなくなったらと考えれば、生きていることがとてもありがたく、今の自分をいとおしく感じられるのではないでしょうか。

 だれでも、自分のしていることを認めてほしいと思っています。

 それが社会に生きている甲斐であり、社会の中に共に生きる手応えなのです。

 自分の役割や努力が人の役に立つほど、うれしいことはありません。

 役に立っているということは、周りの人に喜びを与えているということです。

『ニューモラル』326号

道徳の授業トップ

Top of the page