“言葉は人なり”と言われます。
毎日、なに気なく話している一言にもその人の品性があらわれるのです。
仏法に「無財の七施」という教えがあります。
その中の一つに「言施(言辞施)」つまり、言葉で施しができるとあります。
人に、にこやかに挨拶をし、優しい言葉、なぐさめの言葉をかけることは、周りの人たちに、すがすがしさと心の安らぎを与えることになるのです。
反対に、挨拶ひとつできず、話をすれば相手に嫌な思いをさせたり、寂しい思いをさせ、まして人の悪口や捨て言葉などは、自分の品性を落としていることになるのです。
日々のひと言、ひと言の積み重ねが、私たちの人生の幸せに大きくつながっていることを意識しておくことが大切です。
いつも、相手の立場に立った、心と心の通い合う言葉を使いましょう。