道徳の授業:友情・信頼

分類:B4

自分の気持ちをわかってくれる人

 相手を理解するには、一般に「相手の話に耳を傾ける」ことが大切だといわれます。

 相手の話に耳を傾け、相手が何を言いたいのかをつかむだけでなく、さらに相手の気持ちに耳を傾けるということが大切です。

 相手の話がわかったとしても、話が「わかった」のであって、相手をわかったとはいえないでしょう。

 お互いにわかり合うということは、お互いの気持ちが通じ合ってはじめて、その第一歩を踏み出せるものです。

 自分の気持ちをわかってくれる人がいると、その人の心は安定し、伸び伸びと自分らしさが発揮でき、創造的な人生を、みずからの手で切り拓いていくことができるものです。

『ニューモラル』274号

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