うれしくなったり、楽しくなったり、元気になったり、また悲しくなったり、ゆううつになったり、不安になったり……。
そのすべてが、自分ひとりだけで生まれるものではなく、相手がいるから生まれるのです。
それは、自分と相手が生み出したさまざまな種類のエネルギーといってもよいでしょう。
そして、自分が相手とどのようにかかわっていくかによって、どのような種類のエネルギーでも生み出していけます。
つまり、私たちは、一人ひとりみなもとがエネルギーを自在に生み出す源なのです。
自分の生み出すエネルギーが、自分自身の中にある「育つ力」を育てようとはたらくとき、同時に相手の中にある「育つ力」もまた育っていくのです。