道徳の授業:友情・信頼

分類:B4 B5

心がふれあう出会い

 私たちは日常の中での「ふれあい」、つまり家族や周囲の人々の何気ない言動や表情などを通した気持ちの交流の中で、愛情の確認をしながら生きています。人は、愛情に触れていないと生きていくことが不安になり、つらいとさえ感じるものです。そして心がふれあうと、勇気や優しさが胸の奥に湧き上がり、生きる力が満ちてきます。

 人生は出会いと別れの繰り返しです。その中でキラリと光る、心に深く刻まれる出会いがあります。それは、大きな愛で包まれるような安心感に触れたときであり、また、自分の生き方や人生の指針となるものに触れたときであるといえるでしょう。

 「心がふれあう出会い」は、荒んだ心をよみがえらせ、人がよりよく生きていくためのエネルギーを生み出します。まずは自分から、そうした出会いを生み出す努力をしていきたいものです。

『ニューモラル』395号『366日』5月30日

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