道徳の授業:相互理解・寛容

分類:B5

安心感と満足感を与える

 人間社会には意見の対立がよくあります。

 対立したとき、あくまでも自分の意見を主張したならば、必ず相手も自分の意見を押しつけてくるものです。

 そこで、自分の主張にとらわれないで、相手の主張に十分に耳を傾け、理解しようとすることを提唱しています。

 そうすることで、相手は安心感と満足感を得るのです。

 次の段階で、自分の意見との違いを冷静に説明していけば、一歩一歩明るい見通しに向かって、事は進んでいくものです。

 思いやりということが漠然としていて、どう考えてよいか分からないとき、この「安心を与える」ということにマトを絞ってみてください。

『ニューモラル』14号

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