道徳の授業:相互理解・寛容

分類:B5

広い視野で学んでいこう

 物の豊かな社会になって、関心が“自分”に向かってきました。

 自分を大事にするようになってきたことは、よいことでしょう。

 反面、自分や自分たちだけのことにしか関心を払わない傾向も生まれてきています。

 本当の意味で「自分を大事にする」ことは、自分と自分が住む地域や社会、自分と国、そして自分と世界とのかかわりを、広い視野の中で考えていくことではないでしょうか。

 まず、その第一歩は、私たち一人ひとりが日本の文化や歴史について、もっと知り、学んでいくことでしょう。

 グローバルな時代といわれても、結局は、人間と人間のつながりが根底を支えています。

 自国のよさをよく知っている人は、他国をもよく理解し、尊重できる人でしょう。

『ニューモラル』269号

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