道徳の授業:相互理解・寛容

分類:B5

自分と違う相手を理解するとき

 相手とのよりよい人間関係を築くためには、相手の育ってきた環境や背景にも思いをめぐらし、それらを土台にした考えや価値観であることを十分に考慮することが必要です。

 こうした発想があれば、たとえお互いの考えが食い違ったり、行き違いになっても、どこが違うのかをじっくり考えて話し合い、その違いを埋めていくことができるのです。

 そして、自分の気持ちと相手の気持ちのどこに違いがあるのかを探っていくうちに、お互いの心の中には、深い信頼感と絆が生まれ、やがてお互いの理解につながっていきます。

 自分と違う相手を理解することは、自分自身を知ることでもあるのです。

『ニューモラル』314号

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