道徳の授業:相互理解・寛容

分類:B5 C5

「災害に強い町づくり」とは

 人は皆、社会の中で多くの人々に支えられて生きています。この「人と人とのつながり」の大切さ、助け合いの尊さは、災害等が起きるとあらためて気づかされます。

 大きな災害で外部からの救援をすぐに受けられないときなど、最も頼りになるのは隣近所の人々です。災害に対する備えは、ライフラインの強化などのハード面が大切なことは言うまでもありませんが、人々のふれあいがあり、心の通い合う温かい社会が大きな力を発揮することを、考え直してみる必要があるでしょう。

 私たちは、常日ごろから住民一人ひとりが「つながり」を実感し、助け合って暮らしていける温かい町づくりをめざしたいものです。

 その具体的な実践の第一歩として、ご近所の方々との明るい挨拶の輪が広がっていけば、どんなにすばらしいことでしょうか。

『ニューモラル』428号,『366日』9月1日

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