道徳の授業:相互理解・寛容

分類:B5

話の聞き役になる

 昔から“話し上手は聞き上手“と言われます。

 始めから終わりまで、自分のことを一方的に話し続ければ、相手はうんざりしてしまうでしょう。

 どんなにうまく話しているように見えても、そういう人は話し上手とはいえません。

 聞き側に回るということは、相手に温かい関心を持つということです。

 温かい、心からの関心を持って相手に接すれば、相手も心を開いてくれます。

 こちらの話にもよく耳を傾けてくれるようになります。

 そこで本当の会話が成り立ち、相手の気持ちを察することも容易にできます。

 聞き上手になるように心がけることは、察しの精神を深めるうえで、きわめて大切なことです。

『ニューモラル』170号

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