道徳の授業:
規則の尊重・遵法精神・公徳心

分類:C1

責任を感じる範囲を広げる

 通勤ラッシュで大混雑する駅の線路には、投げ捨てられたタバコの吸い殻が落ちています。

 草ぼうぼうの空き地にも、空き缶、ペットボトルなどが目立ち、ゴミを捨てやすい場所にしてしまっています。

 小さなゴミでも捨てられているのを見ると、人はそこに捨てたくなる傾向があるようです。

 私たち日本人の多くは、自分の家の中や庭をきれいにする責任は十分に果たしています。

 しかし、家の外ではゴミを捨てているとしたら、社会人としての責任を果たしているとはいえません。

 私たちの責任を感じる範囲を一歩広げて、家の前を、近所を、街を、より美しくしたいものです。


『ニューモラル』147号

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