私たちは、自分の意に染まない事態に直面したり、思いがけないトラブルに見舞われたりすると、憂鬱な気分になるものです。
そうしたときは“こんなことになったのは他人や環境のせいだ”と考えるほどに、不平や不満、イライラが募っていきます。
その気持ちを相手にぶつければ、不和や争いの原因になるでしょう。
一方、自分の心の中に押し込めたなら、徐々にストレスがたまって、自分自身を苦しめることになるでしょう。
ひとたび起こってしまった事態は、元に戻せるものではありません。
しかし、いつ、いかなるときも、自分の心一つで変えられることがあります。
それは「自分はその出来事をどのように受けとめるのか」という点です。