道徳の授業:公正・公平・社会正義

分類:C2

人は迷惑をかけるもの

 人はだれも、一人では生きられないように、人に迷惑をかけずに生きることはできません。

 生きるためには、自然が育てたもの、人が手をかけたものを食べ、汚物を出します。

 それは、人間関係でも同じことです。

 生きている限り、他の人に何らかの影響を与えています。

 ですから、迷惑を一切かけないというのは無理なことです。

 人に迷惑をかけて生きているのだから、それ以上に人のお役に立とうとする気持ちが尊いのでしょう。

 人が生きている限り、お互いに迷惑をかけ合っているのですから、相手を許し、相手の欠点を包み込むような心で、豊かな人間関係を築くことが大切です。


『ニューモラル』267号

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