道徳の授業:勤労・公共の精神・社会参画

分類:C3

職業人として大切なこと

 仕事をしている私たちは、“自分は働いて会社の利益をあげているのだから、給料やボーナスをもらうのは当然だ“と思うかもしれません。

 しかし、仕事というのは自分一人の力だけでできるものではなく、経営者や上司、同僚、部下といった多くの人たちの協力があってこそ、できるものです。

 さらに、企業が存続できるのは、仕入先や、商品を買ってくれるお客さんがあるからです。

 つまり、仕事ができるというのは、企業の内外を問わず、多くの人たちの恩恵を受けていると自覚すること、それが職業人として大切なことではないでしょうか。

 その結果、仕事の進め方も、人間関係もスムーズになり、仕事にも喜びが生まれてくるのです。


『ニューモラル』203号

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