親に喜んでもらう、満足してもらうということは、一緒に住むとか住まないとかという形のうえのことで決まるものではありません。
形だけ満たせば親は喜ぶかというと、そうはいきません。
結局、何をすれば親に安心していただけるかということがいちばん肝心なことです。
親に安心していただくためには、親の心を大切にすることです。
親のそれまでの苦労に感謝しなかったり、親を心から尊敬していないならば、どんなに形のうえでお世話をしていても、親は寂しい思いをするでしょう。
親に安心していただこうという姿勢で親孝行をしている人が、まだし足りないと反省することが、真の親孝行の心といえるでしょう。