道徳の授業:家族愛・家庭生活の充実

分類:C4

親心で接する

 幼い子どもは、何事においても自分中心です。

 親はそのような子どもに対しても、喜んでそれに応じてやり、あるときには正しいあり方を教え諭します。

 自分のことしか考えないのは「子ども心」です。

 最近の世の中を見ると、自分さえよければという姿が多すぎるように思います。

 電車やバスの中で高齢者に席を譲るときでも、思いやりの心が少しでもあれば、その心が高齢者にも通じ、快く座っていただくこともできるのではないでしょうか。

 見知らぬ人に道を教えるにも、お店のお客様にも、自分がその人の親になったような気持ちで接することが、一人前の人間として、また、よりよい社会を築くために、欠かせないことではないでしょうか。


『ニューモラル』99号

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