いつも自分で考えて行動していれば、子どもは一つの考え方だけではうまくいかないことを経験し、その場に応じた考え方を見つける柔軟性を身につけます。
ところが、「勉強しなさい」「早く片づけなさい」などと、親が指示ばかり与えていると、子どもは自分で考えなくてもだれかが代わりに考えて指示してくれると思い、考える習慣をなくしてしまいます。
これでは、人生の悩みや困難に柔軟に対応できる力は身につきません。
子どもの柔軟性を育てるためには、時間のかかることですが、指示を与え過ぎず、子どもが自分で考えて行動できるように、ゆったりとした待つ姿勢で子育てに取り組んでほしいものです。