道徳の授業:家族愛・家庭生活の充実

分類:C4

「迷い」こそチャンス

 子どもは成長するにしたがって、自分自身に目を向け始めます。

 今日のような豊かな社会では、価値観も多様化し、自分は何をしたいのか分からず、悩んでいる若者が少なくありません。

 私たちは、家庭生活や社会生活を送ろうとすれば、人とのかかわりの中で、さまざまな問題に直面しないではいられません。

 しかし、課題にぶつかり、迷ったときこそがチャンスなのです。

 自分は何が好きなのか、何に向いているのか、どういう人間なのかをじっくりと見つめていくことになります。

 そこで初めて自分自身を知るきっかけが生まれ、自分にふさわしい生き方を模索していくようになります。

 試行錯誤するその過程が、自己を高めるチャンスなのです。


『ニューモラル』223号

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