親の立場にある人は、息子や嫁の立場をどの程度理解し、思いやる努力をしているでしょうか。
また、息子や嫁の世代の人は、親に対してどのような気持ちで接しているでしょうか。
高齢の親がどのように晩年を送るか、子どもたちが親の晩年にどのようにかかわっていくかは、だれもが直面する課題です。
「同居しているから」「衣食住も小遣いも何ひとつ不自由させていないから」というだけで、親は安心し、満足するとは限りません。
難しいことですが、若い世代は、いろいろと工夫を重ね、心を配り、思いやりを尽くしていきたいものです。
親も子も、お互いが相手の立場で考えることが、明るい家庭になる秘訣です。