分類:C4
高齢社会を考えるということは、老人間題についてどのように社会的な対策を立てるかという発想だけではありません。
高齢者を家族の一員として、そして社会の一員として尊重し、私たちがどのようにつながっていくかという姿勢こそ、大切にしなければならないと思います。
それには、まず高齢者に目と心をしっかり向け、共に生きていくということを、発想の原点にしていくことです。
私たちが、老いていく高齢者を具体的に家庭や地域で喜んでお世話をさせてもらうという努力をすることによって、はじめて私たちの中に思いやりの心が育つのです。