分類:C4
思春期の子どもは、親とのかかわりを避けるような態度をとるものです。
しかし、子どもにとって、この時期ほど精神的な動揺や不安の多いときはありません。
親と子の信頼関係が問われるのも、この時期でしょう。
日ごろから親子の心を通わせる努力を続け、深い信頼感を育てておくことが大切です。
思春期の子どもに接する親は、小言を言ったり、親の意見を強引に子どもに認めさせるようなことは差し控えたいものです。
かえって、子どもは反抗するだけです。
まず子どもの言うことを受けとめるように耳を傾け、話に共感していく姿勢が大切です。
子どもは「自分の気持ちを分かってくれている」と感じたとき、親と子の信頼関係がいっそう深まっていきます。