子どもが悪かったら親が叱るのは当然のことです。
しかし「おまえが悪い!」と単に指を差す前に、はたして親としての自分に原因はないか、と考えてみましょう。
子どもに文句を言うだけでなく、一日三十分でも本を読む姿を子どもに見せるとか、脱いだ服を整理しておくとか、言葉づかいに気をつけることなどを実行して、親がよい見本を見せれば、子どもも納得して少しずつ変わってくるはずです。
親自身が変化し成長していくことは、親にとってもたいへん意味のあることですが、子どもにはさらに大きな影響を与えます。
どんなに時代が変わっても、子どもは親を見ながら大きくなるのです。