道徳の授業:家族愛・家庭生活の充実

分類:C4 B5

同じ目の高さで話す

 私たちは、自分の年齢とともに、知らず知らずのうちに物を見る目の高さが変わってしまっていることに、気づかないことが多いようです。

 親にも子どもの時代がありました。

 ですから、子どもの気持ちが分かるはずなのに、実際には分かっていないようです。

 それは、子どもの目の高さより高い所から見おろしているからだ、と指摘する人もいます。

 賢明な親は、子どもに何かを言い聞かせるときには、膝を折って子どもと同じ目の高さになり、目を見つめて話をするといいます。

 すると、子どもの気持ちがよく分かり、話し方も優しくなって、子どもも納得するということです。

 子育てでも相手の立場を考えて、理解しようとすることが大切です。


『ニューモラル』163号

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