道徳の授業:家族愛・家庭生活の充実

分類:C4 B1

親の姿の奥にある心を知る

 私たちは、親と子の関わりの中で、親の言葉や行動を批判したり、軽蔑したりすることがあります。

 親といえども欠点や短所、弱点を持つ人間ですから、失敗や間違いはあります。そうした目に映る形にとらわれ、その奥にある親心には気づきにくいものです。まして親が元気に暮らしているときは、親の尊さ自体にも、なかなか気づかないのではないでしょうか。

 親は、常に子供の先行きを心配しています。子の幸せを願う親心を知り、親の心の尊さを理解するとき、私たちは体の中に温かい力が湧き起こるのを感じます。そうした実感は、人生を送るうえで、私たちの心の大きな支えになるに違いありません。


『ニューモラル』384号
『366日』7月28日

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