道徳の授業:
よりよい学校生活・集団生活の充実

分類:C5 B5

「つながり」の再構築に向けて

 かつての日本の地域社会では、自分の子である、なしに関わらず、子供たちが悪いことをすれば大人たちは必ず注意をし、危険がないように見守るという、地域の連帯感や教育力がありました。

 こうした地域の「つながり」を取り戻すには、「自分や家族が幸せであればよい」といった狭い考えから抜け出して、「地域の人たちと共に、安心して暮らせる社会をつくる」という意識を培うことが求められます。

 そのためには、地域の人の顔が見えて安心できる、お互いに助け合える社会をつくることです。まず、朝夕の挨拶や声かけ、清掃といった、身近にできることを行ってみませんか。

 こうした行為を積み重ねていくと、人と人との「つながり」は必ず生まれてくるものです。それが地域の子供たちを見守り、育てることにもつながっていくのではないでしょうか。


『ニューモラル』462号
『366日』7月29日

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