道徳の授業:
国際理解・国際親善・国際貢献

分類:C7 A3

「違い」を理解する

 「異文化」を理解することは、人と人とが理解を深めることの象徴といえます。

 相手のことを知るためには、まずは自分自身の育ってきた環境や背景、ひいては日本の国に思いをめぐらし、その上にある自分の考えや価値観について、見つめ直す必要があります。その土台があれば、たとえお互いの考えが食い違ったり、行き違いになったりしても、どこが違うのかをじっくり考えて話し合い、その違いを埋めていくことができるでしょう。

 そして、自分の気持ちと相手の気持ちのどこに違いがあるのかを探っていくうちに、お互いの心の中には深い信頼感と絆が生まれ、やがて、お互いの理解へとつながっていくのではないでしょうか。

 自分と違う相手を理解することは、まずは自分自身を知ることなのです。

『ニューモラル』314号,『366日』10月24日

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