道徳の授業:生命の尊さ

分類:D1 B5

高齢者は社会の恩人

 長寿時代を迎えて、わが国は多くの難問を抱えています。

 長寿だけが人生の目的であり価値であるとはいえませんが、ともかくも70年間、80年間、人生の荒波を乗り越えて、現代社会の繁栄の一端を担ってきた高齢者は、それだけで社会の恩人として尊敬に値するのではないでしょうか。

 よりよい長寿社会の実現に向かって、一人ひとりが、それぞれの立場で努力できることは、時を超えた「つながり」を理解することです。

 「つながり」とは、親、子、孫へと続く生命の継承、時代を築いてきた思いの継承などです。

 つながりを理解できれば高齢者を尊重することができます。


『ニューモラル』367号

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