道徳の授業:自然愛護

分類:D2 D4

自然につながって生きる

 日常生活の中で「自分は生かされている」と実感するのは、難しいことかもしれません。しかし事実として、私たちのいのちは自然のはたらきに支えられています。空気や水、大地、太陽の光などのさまざまな自然の恵みがあってはじめて、私たちは生きていくことができるのです。

 人々は古来、自然の中に人間を超えた大きな力の存在を認め、それを畏れ、崇めてきました。そして自然のはたらきに感謝し、祈りをささげてきました。科学が発達した現代でも、人間が自然の中で生かされているという事実は変わりません。

 自然の中での人間は小さな存在ですが、同時に、すべてのものとつながった大きな自然の一部であるとも考えられます。私たちは、自然から生きる力を与えられていることに感謝して、与えられた力をできる限り生かしていきたいものです。


『ニューモラル』467号
『366日』10月17日

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